副業・兼業をする際のメリット・デメリットをまとめてみました。
メリット
①収入が増える
多くの人にとって、収入増が副業をする一番の理由と言っても過言ではないでしょう。
副業を始めることで、追加の収入を得ることができます。
これは会社の給料とは別の上積みなので、
「副業収入で家賃を払えた!」
「副業収入で小遣いが増えた!」
など、普段の生活で必要な出費に置き換えて考えると、リアリティがあります。
私は毎月副業収入の振込金額を見て、小さな幸せを感じています。
②リスク分散
単一の収入源に頼るよりも、副業を持つことでリスクを分散できます。
急な失業や、本業の会社の業績不振による給料・ボーナスの減少などがあっても、影響を緩和させることができます。
それにより、不安が低減し、気持ちの安定にもつながります。
③新たな経験・スキルの向上
副業は新しいスキルを身につける良い機会です。
新しい分野での経験を積むことで、スキルセットを拡充できます。
また、個人事業主として働く場合、会社で言う営業、法務、経理、技術等の様々な業務を一人でこなすことになります。
私は本業ではエンジニアとして働いているので、主に技術のスキルを使った業務しかしていませんが、個人事業主として副業をする際は、仕事を得るために営業し、業務内容や報酬を交渉し、契約書のすり合わせをし、確定申告等も行います。
本業では経験できない事を経験できます。
④人脈が広がる
副業を通して、様々な人との繋がりが生まれ、本業とは別の人脈が広がります。
これらの人々から、新たな仕事や情報を頂けたり、別の人を紹介してくれたりします。
本業とは違う人達との繋がりを楽しむのも、副業の醍醐味だと思います。
デメリット
①プライベートの時間が減る
本業が終わった後の夜の時間帯や、休日に副業を行わなくてはならなくなり、仕事の時間が増え、プライベートの時間が減ってしまいます。
その結果、趣味や家庭生活とのバランスを取ることが難しくなる可能性があります。
副業の時間を捻出するために、テレビやゲーム等の趣味の時間を減らしたり、飲み会や家族サービス等の人間関係に費やす時間を減らす必要があります。
②ストレスと疲労
二重の労働負担により、ストレスや疲労が増加することがあります。
単純に業務量が増えるので、忙しい時は疲労がたまり、仕事と睡眠しかしていない時期もありました。
また、急に本業でトラブルが発生し、残業しなくてはならなくなっても、副業の締め切りは変わりません。
そんなとき、プレッシャーは「本業+副業」で2倍に感じることもあります。
副業を受ける時も、極力余裕を持って受けるようにしましょう。
③確定申告が必要
サラリーマンをしていると、確定申告をする必要はあまりないかもしれませんが、副業で収入を得ると、その分の税金を納める必要があります。
サラリーマンの月給は自動的に税金が引かれて、残りの金額が振り込まれますが、個人事業主の税金は、一旦全額受け取った後、翌年その金額にかかる税金を納めるので、喪失感が大きいです・・。
しかし、納税は国民の義務なので、適切に納めましょう。
④会社にバレたら懲戒処分
以前の記事で説明した通り、副業・兼業が会社にバレたら、懲戒処分を受けることがあります。
無用なトラブルを生まないためにも、しっかりと対策しましょう。