節約に関する記事を書いてきました。
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そうやって貯めたお金をどうするかと言いますと、私は株式投資で増やしています。
株式投資実績
まずは私の2014年~2024年の投資実績です。
ありがたい事に、この10年は順調に資産を増やすことができました。
と、言っても、その前の10年は投資のやり方もよくわかっておらず、無茶な投資(今思えば投機ですね・・)をして散々たる結果でした・・。
そこから勉強して、「大勝ちを狙う」のではなく「負ける確率が低い」買い方をするようになり、無事に資産を増やすことができました。
どういう株を買っているか
私は大きく分けて2種類の株を買っています。
割安株
まずは割安な株です。バリュー株とも言われていますね。
私たちは普段、スーパーなどで買い物する際、
「今日は卵が安いな」
などと、物が割高か割安かを判断していると思います。
これは、スーパーで売っているものの定価や、経験から得られた基準の価格を、我々が知っているからです。
しかし、「A社の株価は1000円です。安いか?高いか?」などと、ぱっと聞かれても、直感ではわかりませんよね。
そこで、株の世界にある指標を利用します。
私は下記の指標に合致する企業をリストアップして、詳しく各社を見ていきます。
ざっくり説明すると、PERとPBRは割安の指標、営業利益率と自己資本比率は安定性の指標、配当利回りは投資リターンを高める指標、配当性向は配当維持の指標になります。
この条件は絶対ではなく、一つくらい条件を満たさなくても場合によっては投資対象にすることもあります。
また、ここ1~2年の株高で以前よりも、各社のPER/PBRは高くなりつつあるので、この辺は状況に応じて緩和したりしています。
(この辺の話は、また別の機会で記事にするかもしれません。)
この条件に合致した企業は、業務内容や、過去の業績の推移も確認します。
- 業務内容に将来性や安定性があるか?
- 売り上げや営業利益、経常利益が不安定ではないか?
- 減配していないか?
これらのチェックをして、
「安定して高い配当をもらえる」
「経営が安定していて、成長性も見込める」
と判断できれば、安値で指しておいて下落した時に買います。(上値は追わないようにしています。)
また、ここで大事なのは分散投資です。
株の世界には
「Don't put all your eggs in one basket.(卵を一つのかごに盛るな)」
という格言があります。
これは、卵を一つのかごに入れて、それを落としてしまった場合、全て割れてしまう状況を指していますが、株の世界も同じで、1つの企業の株だけを買っていると、その企業でアクシデントがあると一瞬で財産を失ってしまいます。
なので、上記の条件に合致した銘柄をなるべく多く探して、分散投資し、「10銘柄買ったうちの2銘柄は思惑が外れて価値が下がったとしても、残りの8銘柄の価値があがればトータルでプラスになる」というような買い方を目指します。
黒字転換株
もう一つ、私が買うのは黒字転換株です。
これは、赤字で株価が下落していた銘柄でも、一転して黒字転換すると大きく株価を上げるのでそれを狙います。
一番わかりやすかったのは、
- コロナショック時に下落した
- 外食産業
- 紳士服業界
- ブライダル業界
- 半導体供給不足で下落した
- 自動車業界
- コンピュータ業界
これらの株は、原因となったコロナショック、半導体不足が解消すれば株価が回復しました。
今にして思うと、「コロナショックが明ければ、そりゃ回復するでしょう」と思うのですが、当時は「その前に会社が倒産するかも」という恐怖にかられ、株が投げ売りされていました。
実際、財務状況からみて倒産の可能性があった会社もありましたが、銀行が助け舟を出して倒産させない意思を感じたので、底値で買わせて頂きました。
ただ、この買い方は割安株に比べると、少々ギャンブル性の高い投資なので、あまりお勧めはしません。
私もこういった株を買うのは、全資産の1~2割くらいで、上記のような状況で、黒字化の確率が高い場合にのみ買っています。
おススメ証券会社
株式投資をするにあたり、おすすめの証券会社は、楽天証券 と SBI証券 です。
理由は、株式売買の手数料が無料だからです。
昔は売買のたびに手数料を取られていたので、なるべく手数料の安い証券会社を使っていましたが、SBI証券がついに無料化を宣言すると、楽天証券もそれに追従しました。
投資家にとっては、ありがたい競争ですね。
まとめ