兼業サラリーマン奮闘記

兼業サラリーマンとして資産形成のために奮闘しています

会社公認でも副業・兼業していることは言ってはいけない

 前回の記事で、副業を会社に内緒にしている場合、同僚に副業していることを言ってはいけない事は説明しましたが、では、「会社公認の場合は、副業をしていることを同僚に言っていいのでしょうか?」

答えはNoです!会社公認であっても同僚には副業をしていることを言わないほうがいいです。

  「会社公認なんだから、別に言ってもいいじゃん」と思うかもしれませんが、いう事によるマイナスの方が多いので、言わないほうがいいです。

たかられる

 副業をしている事を公言していると、「どのくらい稼いでいるの?」と聞かれ、それなりの金額を稼いでいる事を言っちゃうと、食事や飲み会の際にたかられる事があります。

 また、面と向かって「おごって」と言われないとしても、潜在意識の中で「この人、自分よりも稼いでいるのに、ケチだな」と思われる事があります。

そもそも、副業している事を言わなければ、こんな事は思われません。

失敗した時に副業のせいにされる

 会社で仕事をする際、時には失敗をしてしまう事があるでしょう。

そんな時、

「副業なんかしているから失敗したんじゃないか」

「副業のせいで、注意力が散漫になってるんじゃないか」

とか言われてしまいます。

同じ失敗をしても、副業している事を言っていなければ、

「失敗は誰にでもあるから、次から気をつけてね」

で終わったかもしれません。

残業できない時に副業のせいにされる

 プライベートの用事や、様々な事情で残業や休日出勤を断ったり、休暇を申請する場面があると思いますが、その際に

「副業のせいじゃないの?」

と、邪推されてしまう事があります。

そんな誤解を受けるくらいなら、最初から言わないほうがいいです。

リストラの際、対象者になってしまう

 最後は、「副業を会社に言わないほうがいい理由」になりますが、長い会社人生をおくるうえで、会社の業績が良い時もあれば、悪い時もあるでしょう。業績が悪い時、リストラが断行されることがあります。その際、全く同じ業績評価の人、2人のうち1人をリストラしなければならない場合、家族の有無や、辞めた後に他社に転職できるかどうか等を総合的に判断して1人に絞りますが、副業している事を会社に伝えていると、「こいつは副業もしているし、いまリストラしても急に生活に困ることはなさそうだな」と判断され、対象者となってしまう危険性があります。

まとめ

 もちろん、「副業をしているなんてすごいねぇ!」と好意的な反応を得る事もありますが、上記のようなデメリットが多く、メリットが少ないので言わないほうがいいでしょう

一度張られたレッテルはなかなか剥がせないので、副業をカミングアウトする際は慎重にしましょう。